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Southerly

20代OLの試行錯誤ブログのはずが映画紹介ブログになりつつあるなう

君の名は。

こないだ2回目を見てきました。
1回目もおおっと思ったのですが、2回目の方がなお感動が多く、鳥肌祭りでした。
というのも、やはり全体感を把握しているからこその気づきというものがあって。
1回目は瀧くんにそんなに魅力を感じませんでしたが、2回目は瀧くんて物凄く格好良いなと思ったり。
入れ替わる時の演技の秀逸さにも改めて驚き。それぞれ特徴捉えているなぁと。
あと、1回目はちょっと音楽過剰だなと思っていたのですが、曲を聴きまくっていたからか、結構しっくりきて、パンフレットにも書いてあったけど野田さんは確かに3人目の主人公だなと。


>>>>以下、ネタバレ含みます


語り出すとキリがないので、印象的なシーントップ3でも。完全に思いついた順でいきます。

① 糸森湖で2人が会うシーン
本作では一貫して「結び」が語られています。“糸は時間と同じ”というのがしっくりくるシーンといえばここ。遥か昔の隕石落下も、今回の隕石落下も、絡まっては戻りの一例で。
時空超える系でよくあるパラレルワールド、みたいな路線にならないところが良いところ。過去と今を生きるっていうのは、糸が絡まったゆえの奇跡だと。
とか、くそまじめに語ってはいますが、実際のところ、初めて面と向かっての2人の掛け合いが可愛くて仕方ないんですよね。
別れ際の「名前書いとこうぜ」、が、瀧くんずるい…かっこよすぎる…。こんな青春したかった…。
② 三葉と四葉が舞うシーン
これはもう綺麗としか言いようがありません。本当に2人とも綺麗。
私は比較的都市部で育っているので、神儀みたいなのってまったく縁がなく。
観光地とかで、伝統品みたいなものを見ると、すごいなぁいいなぁとか思うけど、それを支えてる人がいるってことを改めて感じました。
2人の美しさもさることながら、勅使河原とさやちんの絡みがなんともむずキュン。てっしーは三葉が好きで、さやちんはてっしーが好きで。、さやちんはいつも3人でいるために、女を抑えていて、ひたすらにいい子だなーと。
ちなみに口噛み酒、製造は免許がいるとか▼
「君の名は。」三葉ちゃんの「口噛み酒」が話題…個人で作って売っても問題ない?
③ 瀧が三葉の父親に会いに行くシーン
ここ、なんか分からないけどすごく鳥肌たちました。
「お前は、誰だ?」
やっぱり、親なんだろうなぁと。本当に、この時、お父さんは怖かったんだと思います。娘が得体の知れないものになったのが分かったから。
と、同時に瀧もまた、三葉の親に正体が見透かされたことが、怖かったんだと思います。知り合いの父親に叱られるような、気持ちになったんじゃないかなって。
「三葉だったら!」
今までは、楽しんでいた入れ替わりがクライマックスでは、もどかしくなる。入れ替わりの負の部分をきちんと描いている点もまた、物語を濃いものにしている要素の一つなんじゃないかと。

正直好きなシーンしかなくて、特別好きなところは、多分見るタイミングで変わってくので、きっと語りつくせません。
だからこそ、リピート鑑賞されている映画なんだと思います。

リピーターさんは次見る前にチェックして見ても良いかも▼
『君の名は。』深すぎる「15」の盲点 – シネマズ by 松竹


<<<<


これを機に、新海誠の他作品も見てみました。まずは、有名どころを!というところで、『秒速5センチメートル』。

>>>>以下、ネタバレ含みます

3編の短いアニメーションで構成されています。2だけ舞台が違います。
これも、『君の名は。』のように、会えるのか会えないのかといったようなお話。
1編目の中学生の主人公が不安いっぱいの中で電車に揺られて会いに行くシーンが印象的。
全く知らないところで、しかも悪天候。携帯もないから遅れることも伝えられない。
この、もどかしさが、たまらなく切なくて。
私はよく出先で、携帯の電池がなくなるので、心細くなる気持ちと、人を待たせてしまって申し訳なく思い気持ち、ものすごい共感しました。

<<<<

とまぁ、評論家ぶって語ってみましたが、文字にしてみると、
語りつくせない作品だと改めて分かりました。
すでにまた見たくなってきた…いつまで公開してるんですかね?
ちらっと調べて見たら都内は1月いっぱいまではやってそうな予感
ぜひぜひ!!!

ちょー余談ですが、私はまさに高校時代はRADWINPS世代に当たるんですが、当時はリア充すぎる歌詞があんま好きじゃなくて。
今回久しぶりにRADWINPSを聞いて、結構ハマったんですよね…。
で、朝のアラームにでも設定しようかと考えたところ、アラームにすごいマッチしてることに気付き!!!
「やっと眼を覚ましたかい?」

旅立ちの時

基本的にアクションとかは苦手で、ちっちゃい映画館でやっているような、B級映画が好きです。
全然タイムリーじゃないんですけど、最近見た『旅立ちの時』という映画をご紹介したいなと。

【あらすじ】(Yahoo!映画より抜粋)

指名手配中の両親を持つ少年が、やがて親の手を離れ自立するまでの姿を描いたヒューマン・ドラマ。60年代の反戦運動でテロリストとしてFBIに指名手配された両親と共に、名を変え各地を転々と逃亡生活を送る少年ダニー。彼がニュージャージーにやって来た時、その地で音楽教師をするフィリップスに才能を認められ、またその娘ローナと恋に落ちる。そんな折、両親を訪ねてきたかつての同志が銀行強盗で逮捕される……。


主演はスタンド・バイ・ミーで一躍有名になった、リヴァー・フェニックス


はい、イケメン!!
スタンド・バイ・ミーの時は市原隼人っぽいと思ったのですが、成長すると菅田将暉がブレンドされます(個人的な見解)。
>>リヴァー・フェニックス 画像集

スタンド・バイ・ミー見たときに、超格好良い!!!と思ってDVDに落としまくっていたのですが、全然見れていなくてですね…(どれも内容重いから覚悟がいる)

これ、18歳くらいの時に演じてるようで、まだブラックな感じはなくて、まさに美少年としかいいようがありません。なんだか、ちょっと幼いので可愛い!と思うこともしばしば。
にしても、ピアノを演奏する姿は美しい以外の何者でもありません。
とまあ、リヴァー・フェニックスについてはここまで。



ネタバレになってしまうので、詳細は記載しませんが、ラストが本当に良いのです…。家族とは何か、幸せとは何かってこと、すごく考えさせられます。
それぞれの葛藤を丁寧に描いているので、見ていると胸が苦しくなります…。特に、母親の思いが切ないのと、格好良いのと。
母親の誕生パーティーのシーンがとても幸福に満ちていて、こっちまで幸せになります。
とりあえず、ラストシーンがとても印象的です。(大事なことなので二回言いました)

網棚にご注意 part.II

前回の記事はこちら

まじで、焦りました。
きっと誰か親切な人が終点ではない駅に届けたのかもしれないと、とりあえずその日は捜索終了。
そこから、ひたすら探す旅です。
まずは、路線会社に問い合わせ。ないと言われても目で見ないとと、遺失物センターへ。
さらには、東京・神奈川で警察に届け出。
しかし。
無情にも時間だけはすぎていく。
しかし、対応いただいた方々はみなさん優しくて優しくて(;_;)それだけは印象的。

とりあえず、親にパソコンと言われないように、ひたすらうまくごまかす日々。

探す方向から、買い直す方向へと、泣きながら転換して行きます。

私が買ったのは当時最新だったピンクのノートパソコン。
冬にはすでにCPUなどが改良された新作が出ており、色がピンクということで、全く同じものというのはあまりなく
あったとしても、すごくスペックが低かったりして、だったら新しいの買った方がまだましだと、秋葉原のPC店で最安値を購入。
あの時、CPUとかいろいろパソコン知識が無駄に増え、自作とかに危うく目覚めるとこでした。笑

結局、親から入学祝いにと買ってもらったパソコンは、一つ上のスペックとなり、80,000近く出して収束となりました。

パソコンの方は買えばよかったからそこまで面倒ではなかったのですが、問題は、Wi-Fiルータでした。
紛失→再発行となると、どうしても契約時の情報とかがいるわけです。
しかし、全て親が掌握していたため、どうにかうまく説明するしかなく。
内心ビクビクしながら、不具合があって、修理出すんだけどみたいな切り口で何とかした気がします。

そんな、こんなで、パソコンを失くすとこんなにも面倒くさいのかと。
そして、なんて、非人道的な世の中なんだろうと。

余談ですが、女の子育成ゲーム(プリンセスメーカー2)のアルバムがなくなったのが地味につらかった…全コンプしてたのに…!!!


以来、網棚には極力物を置かないようにして来ました。

の、ですが。

また、この馬鹿者はやらかしました。
今度はなにを無くしたか、というと。

鞄。

あまりにもお恥ずかしい話ですが、これも同じような感じで、そこまで酔っ払っていたわけでなく、iPhoneに熱中→慌てて降りる→鞄!!!というような感じ。
不幸中の幸いで、iPhoneだけはあったのですぐに駅に連絡してと。
今回はさすがに、無事見つかりまして。特になくなったものもなく。
機密書類とかそういうのは入ってなかったので、本当に良かった。

二度あることは三度あると言いますよね。
次は何だ…怖過ぎる…。





ジョン・カーニー

最近、何となく行きたい国があって。
それが、アイルランドでございます。

大学生の時に1ヶ月弱、イギリスに滞在していたことがありまして。
オックスフォードは本当に素晴らしいところでありました。

ハリーポッターの食堂として有名な、クライストチャーチ

ちょっと歩けば羊や馬やらがいて。
学生街なので治安も非常によく、とってもおすすめ。



なので、なんとなくイギリス方面には親近感があり。
で、なんでアイルランドかというと。

ジョン・カーニー監督作が好きなのです。




ジョン・カーニーはアイルランドの出身で、『ONCE ダブリンの街角で』『シング・ストリート 未来へのうた』の舞台はアイルランドです。
3作品とも、特にすごく山があって衝撃な結末が!という感じではなく、長いミュージックビデオを見ているかのような作品です。
アイルランドを舞台にした2作品では、イギリスへの憧れを抱いた若者の描写も見られます。
歴史的背景としては、侵略された経緯もある中で、イギリスで挑戦!という風潮が、なんだか矛盾があって、違和感があります。日本に暮らしていたら考えたことのないので、アイルランド文化とイギリス文化がどのように棲み分けられて、融合しているか、肌で感じてみたいんですよね。
あと、歴史が好きなので、ケルト人とかにわくわくしてしまうという…。とりあえず世界史勉強し直そう。

今、そんな素敵なジョンカーニー作品が目黒シネマで上映中です。シングストリートは来週あたりから、早稲田松竹飯田橋ギンレイホールにて。
ぜひ、ご覧あれ。



あやとり

この前、久しぶりにあやとりをしている子供に出会いました。
上り方面の電車に乗った時、たまたま私が立った前に、大人2人が子供2人を挟む形で座っておりました。
子供は兄妹のようで、あやとり紐の大きさが手のサイズと同様、妹のは小さくて、なんだかとっても可愛らしく、微笑ましい風景でございました。
懐かしいかな、1人あやとりを彼らはやってるわけですよ。
妹は途中で飽きて、絵本の世界へ。その間に兄は新しい技を習得します。
これが将来ののび太くんかとにやにやしていると、兄は妹に自慢しようと、先ほどの新技を得意げにやるのですが、1回目はあえなく失敗。
妹は気が強そうな割には優しくて、見ないふりをしていました。2回目にようやく完成すると、妹の興味があやとりへと復活し、妹もまた新しい技を習得。見て見てと見せびらかすのです。

私も小さい頃、あやとりにずいぶんはまったことがありました。
しかし、あやとりの本を読むのがすごく苦手で、姉や友達に教えてもらってやっと、というところでした。
そういえば、折り紙の本なんかも苦手でした。恐らく、今でも苦手なことと思います。

話は戻りますが、結構な割合で小学生くらいのちびっこはゲーム機や、親のスマホアプリで1人で遊んでます
まぁ、電車の中で黙らせる手段としてはもってこいなのは間違いない。それはそれで、時代に追随してるわけだから悪いことではないし、むしろ当然と思います。
ただ、大げさかもしれませんが、文化の伝承というか、世代間での共通のエンターテイメントというか。私の記憶では、祖母とあやとりやって、祖母に色々教えてもらった記憶もあります。

核家族化で、おばあちゃんとか、遠いのかもしれないけど。戦争の話、みたいなベタな流れでなくとも、何かしら先人の知恵みたいなものはあると思ってて。
実際、私はおばあちゃんに色々相談して、他とは違う視点にいつも関心してます(*´꒳`*)
そして、何よりも安心感(*´꒳`*)
ただ、あんまり共通のものってないんですよね。
だから、文化伝承、また、その逆で今流行ってるものを教えてあげるとか、そういうの大事なんじゃないかなぁと。
なかなか、共通の遊びってないから、ちびっこがあやとりをしている姿を見て安心しました。

余談ですが、私とおばあちゃんは野球が好き。しかし、贔屓のチームが違うので、セリーグ内でばちばち。笑






箱根寄木細工

この前、友人と箱根方面へ温泉旅行に行ってきました。
そこで、小学生の時に教科書で見てから、ずーっとやってみたかった箱根寄木細工の体験をしてきました( ^ω^ )

私が行ったのはこちら▼
本間寄木美術館
※1番最初らへんにヒットした&駅近以外には、特に選定理由はありません。

① 好きな木柄を選定する
12種類くらいの木柄があり、そこから好きなものを選びます。12個と18個の木材の組み合わせがあり、パーツが多い方が難度は高いとのこと。私は12個を選びました。

② 模様を決める
お手本自体はありますが、自分の好きなようにアレンジできます。

何にしようかなと試行錯誤…。写真中央部、初心者マーク!!と喜んでみたり(ガキすぎる)。
結局、お手本に近しいものにしてしまいました(日本人だなと改めて…)

③ ボンドで貼り合わせていく
ボンドで一つ一つを貼り合わせていきます。
はみ出しは気にしなくていいとのこと。

④ ボンドを濡れタオルで拭き取っていく
ここの工程、カップル必見!
③でかるーく接着しているのですが、周りをパチンと輪ゴムで固定する時、♡共同作業♡となります( ^ω^ )
その後、がしがし拭き取り。

※裏返そうとした際に輪ゴムが外れ、やり直し…(不器用すぎて辛い)
今後、バラバラになるんじゃないかとトラウマに…。

④ 乾燥させる
20秒ほどで乾きます。

⑤やすりをかける
寄木細工とだけあって、木材によっては厚みが若干違います。なので、その段差をなくし、平たくしなければなりません。
ひたすらがしがしがしがし。

③で開いた差を埋めようと、友人より3倍速で作業をしていたら、冬なのに汗だくになりました。
ちなみに、ここの工程が1番時間かかったかなと。

⑥表面にニスを塗る
ニスをタオルで塗り広げ、コーティングします。

⑦ 完成!!!

※ 透明フィルムは持ち帰り用に頂きました



ほとんど単純作業だったので、自然と無心になります
普段、なかなか手を動かして、何かを作るということがないので、久しぶりの感覚でしたが、すごく楽しかったです。
体験だから、簡略化されているのかな?と思ったのですが、基本手順としては、どれも同じのようです。
何よりも、教えてくださる方含め、館内の方々みんながとっても良い人で(*´꒳`*)
また行きたいな〜と思える、優しい空間でした。


▼ちなみに、こういった形のものは、寄木をしてから、彫刻のように削っていくのだそう。

寄木ムクぐいのみ(2個セット)

寄木ムクぐいのみ(2個セット)


伝統工芸とか、体験とか好きなので、また何かやってきたら紹介しますね( ^ω^ )
おすすめなどあれば教えてください( ^ω^ )





網棚にご注意 part.1

網棚には魔物がいるのだということを、実体験を以てご説明したいなと。

大学に入学したと同時に、初めて自分専用のパソコンを持つようになりました。それは、親からの入学祝いに他なりません。
家族共同のパソコンを遠慮しながら使っていた中での、可愛いピンク色のノートパソコンは、一気に自由に、大人になった気がしました。
あんまりにも可愛らしいので、それに見合うカバーをと、悩んだ末に白地に金色のスパンコールがついたカバーを買い、特に持ってこなくてもいい場面であっても、Wi-Fi含め、肌身離さずにいました。

飲み会の帰り、疲れたなとパソコンを網棚に乗せました。おそらく、パソコンを網棚に乗せたのは、それが初めてだった気がします。
私の最寄の駅は鈍行しか止まらないので、急行電車に乗ったら、一つ隣の駅で乗り換える必要があります。

そこで、事件は起こったのです。

網棚にパソコンを乗せたまま、
乗り換えました。

で、降りて、ドアが閉まった瞬間に気付いたのです。

やばい
忘れた((((;゚Д゚)))))))

正直、そこまで酔っていなかったように思います。ただ、携帯に夢中になり、降りる駅が近づいたので、慌てていました。
ゆえに、普段は使わらない網棚のことをすっかり忘れていたのだと思います。

ただ、終点の近い駅なので、終点で駅員さんに届けてもらおうと思い、終点の駅に電話をかけ、自分もその駅に向かいました。
人もそこまで乗っていなかったし、ただただ、めんどくさい時間を過ごしたなと。

そう思っていたのですが。



駅員さんに問い合わせたところ、


ありませんでしたと。

折り返しになる駅なので車両点検をしてから次のお客さんが乗車するというシステム。
なので、到着してからはあまり時間をおかずに駅員さんは確認するはずです。
私が見送った駅から、終点までは、1駅。
たった10分の間に、わたしのパソコンは持ち去られたのでした。

《Part2に続く》