Southerly

20代OLの日常から創作まで

網棚にご注意 part.1

網棚には魔物がいるのだということを、実体験を以てご説明したいなと。

大学に入学したと同時に、初めて自分専用のパソコンを持つようになりました。それは、親からの入学祝いに他なりません。
家族共同のパソコンを遠慮しながら使っていた中での、可愛いピンク色のノートパソコンは、一気に自由に、大人になった気がしました。
あんまりにも可愛らしいので、それに見合うカバーをと、悩んだ末に白地に金色のスパンコールがついたカバーを買い、特に持ってこなくてもいい場面であっても、Wi-Fi含め、肌身離さずにいました。

飲み会の帰り、疲れたなとパソコンを網棚に乗せました。おそらく、パソコンを網棚に乗せたのは、それが初めてだった気がします。
私の最寄の駅は鈍行しか止まらないので、急行電車に乗ったら、一つ隣の駅で乗り換える必要があります。

そこで、事件は起こったのです。

網棚にパソコンを乗せたまま、
乗り換えました。

で、降りて、ドアが閉まった瞬間に気付いたのです。

やばい
忘れた((((;゚Д゚)))))))

正直、そこまで酔っていなかったように思います。ただ、携帯に夢中になり、降りる駅が近づいたので、慌てていました。
ゆえに、普段は使わらない網棚のことをすっかり忘れていたのだと思います。

ただ、終点の近い駅なので、終点で駅員さんに届けてもらおうと思い、終点の駅に電話をかけ、自分もその駅に向かいました。
人もそこまで乗っていなかったし、ただただ、めんどくさい時間を過ごしたなと。

そう思っていたのですが。



駅員さんに問い合わせたところ、


ありませんでしたと。

折り返しになる駅なので車両点検をしてから次のお客さんが乗車するというシステム。
なので、到着してからはあまり時間をおかずに駅員さんは確認するはずです。
私が見送った駅から、終点までは、1駅。
たった10分の間に、わたしのパソコンは持ち去られたのでした。

《Part2に続く》