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Southerly

20代OLの試行錯誤ブログのはずが映画紹介ブログになりつつあるなう

「僕の戦争」を探して

音楽映画みたいなーと思って見つけたこの作品。
劇中歌はそこまでなかったけど、好きだなぁと思いました。

「僕の戦争」を探してY!映画評価:3.8

ジョン・レノンを愛する英語教師が、憧れのレノンに会うためにたどる旅を描いたハートウォーミングなロードムービー。本国スペインでは、第28回ゴヤ賞で作品賞や監督賞ほか主要6部門を受賞。1966年、ジョン・レノンが映画「ジョン・レノンの僕の戦争」の撮影ためスペインを訪れてると知った英語教師のアントニオ。普段の授業でもビートルズの歌詞を使って英語を教えるなど、ビートルズファンのアントニオは、憧れのレノンに会おうと撮影地まで車を走らせる。道中、何かから逃げている様子の若い女性ヘレンと家出少年のファンホと出会い、3人の不思議な旅が続く。2014年・第11回ラテンビート映画祭で上映された(映画祭時は英題「Living Is Easy with Eyes Closed」で上映)。


まず、スペイン映画ってあんまり見たことなくて、スペイン語が歌のようで心地よかった。
タイトルの意味が分からなかったのですが、「僕の戦争」という映画だということを知って、やっと意味が分かりました。
主人公のミーハー感強いけど、今の時代よりもエンタメ業界は小さくて、ブームが生まれる時代だから一体感がすごくて。
この辺の時代、今の時代にはないものが多いから、結構好きなんですよね。
ヘルプと叫びたくなる、ジョンレノンの共感し難い閉塞感は、意外と普通に過ごしている私たちが感じる閉塞感と相違ないのかも。

男女でヒッチハイクということで、あらぬ方向に行くかと思いきやそうでもなく。
にしても、ヒロインの可愛さにびびる。スペイン美人とは彼女のこと。
最後はなんだかちょっとさみしくなりましたが、これがハッピーエンドだったのだろうと受け止めてます。

どこまでが実話なんだろうとは思いますが、一つの作品としては素晴らしい。

男と女

クロード・ルルーシュ監督作品が早稲田松竹にて、今週上映されています。
素敵だなぁと思ったので、取り急ぎ感想をと。

『男と女』Y!評価:4.0

※ ネタバレあり

『愛と哀しみのボレロ』などのクロード・ルルーシュ出世作で、第19回カンヌ国際映画祭パルムドールなどを受賞したラブストーリー。共にパートナーを亡くした男と女が子供を通して出会い、過去にとらわれながらも互いに惹(ひ)かれ合う姿を描く。主演は『ローラ』などのアヌーク・エーメと、『愛、アムール』などのジャン=ルイ・トランティニャン。さまざまなシーンを映し取る巧みなカメラワークや印象的なテーマソング、切ない大人の恋など、色あせない魅力を堪能できる。

フランスのドービルにある学校の寄宿舎に娘を預けて、パリで一人暮らしをしているアンヌ(アヌーク・エーメ)。一方、カーレーサーのジャン(ジャン=ルイ・トランティニャン)もまた同じ寄宿舎に息子を預けていた。子供を通して知り合った二人には、それぞれ夫と妻を亡くしたという共通の過去があった。やがて二人は、互いへの思いと辛い過去の間で揺れ動き……。

フランシス・レイが手がけた主題歌はおそらく誰もが聞いたことのあるものかと。
前編に渡り、流れていくこのメロディは美しく、映像・ストーリーと見事にマッチしてます。

率直な感想を言うと、独特な表現の仕方だなぁと。この時期のフランス映画をあまり見たことがないから、この感想に至るのかもしれませんが。
ヌーヴェルヴァーグが一段落を迎えた1966年の作品です。

物語自体はありがちで単純なのですが、展開・表現がなんと言えばいいか…素敵なんです、芸術作品なんです。

まず、景色が綺麗です。今ほどの画質の高さはないけど、何気ない景色が美しい。水面に映る空や周りの建物。
そして、要所ででてくる男性と犬。このモチーフはこの映画で音楽のような役割を兼ねています。はじめは並んで歩いて、最後は犬が弾みながら走っていく。これって、二人が過去を引きずりながら歩いていたけど、最後は解き放たれて自由になったことと重なります。

そして、物語の方ですが、本作は女性の方が共感が得られるんじゃないかなと思います。
最後の二人がゴールインするまでの流れが、女心よくわかってるなぁと感心しました。
ジャンのカーレースが終わって、アンヌは感激して愛していると電報を打ちます。ジャンはその想いに早く応えたくて車を爆走、アンヌに会いに行きます。
そこで、ベッドインしてハッピーエンドかと思いきや、アンヌが昔の夫を思い出し、結局果てることは出来ませんでした。これがすごく印象的で。
女って、セックスする時に色々考えちゃうんですよね。男の人は快楽への衝動から突き動かされているのかもしれませんが。
久しぶりに体を合わせる相手が、かつて愛した人ではない。だから、集中することは出来なくて、心を開いたはずなのに、芯のところはまだ準備は出来ていなくて。
それで、二人は別々に帰るのですが、帰路でお互い相手へ思いを巡らせるのです。
そこで、アンヌは夫の呪縛から解放される。純粋に、ジャンのことが好きなんだと、本当の意味で腹に落ちる。
女性は突っ走る分、どこかで冷静に考える時間が必要なんです。
で、ジャンが駅で待ってるんですね。ここが多分フランス人と日本人の違いな気がします。
きっと日本人だったら、二度と会わずに諦めてしまうんではないでしょうか。
この数十分の葛藤が素晴らしくて、まさにエンディングで抱き合う場面は名シーンだなと。



ある程度、恋愛経験のある女性におすすめしたい作品です。ぜひ、早稲田松竹まで足を運んで見てください。
同監督の作品、他も見てみようかと思います。

近況とこれから

嫌でも辛くても忙しくても続けることに価値があると思って始めたこのブログでしたが、
ついに3ヶ月近く空いてしまいました…。
備忘録も兼ね、月別にさくっと。

6、7月 坊っちゃん文学賞

あまりにもお粗末だったすばる文学賞のリベンジとして、大幅に内容を見直したものを応募しました。
あと、今回はショートショートもあったので、そっちにもチャレンジ。
現時点で何も連絡がないので、残念ながら…なんでしょう。

そして、果たして私が描きたいのは小説なのかという葛藤が始まりました。
思えば、いつも映像化を意識して作ってしまっているんですよね。なので、脚本も視野にいれようかなと。すぐに手に入る脚本を何冊か取り寄せてみました。まだ読んでませんが…。
あと、ボキャブラリーの貧困さは大きな課題です。これは読書量の問題かと思うので、ジャンル問わず読み漁りたいところ。

これ以降、文学賞への応募はありません。
ぱらぱらと公募には出していて、立ち飲み屋で酔っ払いながら書いたエッセイがそうめんに変わりました。笑

8月 同僚の異動

8月末、同じチームの方々急に異動してしまうという思わぬハプニング。
その人と私の仕事を徐々に入れ替えていこうという方針だったので、結構痛かった…。
で、その人の異動した理由というのが、今の仕事が辛かった、これから私から引き継ぐ仕事もやれる自信がというもの。
正直、なんだこいつ、と怒りが芽生えましたが、惨めだな可哀想だなという気持ちが大きくて。
なので、辞める時はポジティブな形で、最大限迷惑をかけないようにしようと決意しました。

9月 マーケティング・ビジネス実務検定

とりあえず、何をやりたいか分からないので、興味のあるものは何でもやってみようと。
時事問題も出題されるので、色々な業界の動向やこれからの社会とか、調べざる得なくて。
それで気付いたのは、今の時代は働き方がたくさんあるんだということ。
私の友達でブロガーがいるのですが、広告収入で数万円稼いでいるという話を聞いてて。
一見、好きなことばかり書いているように見えるけど、それも突き詰めればきちんとしたビジネスなんだと。

10月 これから

ポジティブな転職をとは思いつつも、実際のところ、半年後に今の仕事をしていることに恐怖を覚えます。それは、ただ単に嫌だからってわけじゃないです。
25歳の今、まだチャンスがあるのにチャレンジしないまま終わるのは嫌だなと。
大学時代、あれやこれをやれば良かったのにという後悔がたくさんあるので尚更。

まずは、今月中に何をしたいかを考えてみます(またかよって感じですが)
多分、行き着く場所はいつも同じなのですが、働き方とか含めて考えてみようと。
正社員で週4、副業OKみたいなところが魅力。

並行して、片手間にやっているクラウドワークス、本腰入れて向き合ってみようと思います。
あと、もちろんこのブログも。紹介したい映画が山ほど…。

なので、一応復活宣言。ブラッシュアップした形でまた発信していきます。

月とキャベツ

久しぶりに邦画でもと思い、評価の高いこの作品をチョイス。
山崎まさよしさん、代表曲くらいしか存じ上げないのですが、とても綺麗な声だなと。
『月明かりに照らされて』完全にハマりました。週末はツタヤにいこう。

Y!評価 : 4.0

個性派ミュージシャン山崎まさよしが映画初主演した異色ラブ・ストーリー。バンドを解散し独立したとたん、歌が作れなくなったミュージシャン花火。いまは、人里離れた田舎でキャベツ栽培に明け暮れていた。そんなある日、彼のもとにヒバナと名乗る少女が現われ、そのまま居ついてしまうのだった。ダンサー志望のヒバナは花火の曲で踊りたいと言い出す。はじめは戸惑うばかりの花火だったが、いつしか天真爛漫なヒバナの存在に刺激を受け、ついに曲作りを再開するのだった。

かつては大スターだった花火と、その大ファンなヒバナ
はじめ、火花の馴れ馴れしさにイライラしつつも、まっすぐでなんでか憎めない彼女にいつのまにか惹かれています。
特に、何か山があるわけでもなくて、淡々とここち良いテンポと美しい田舎の風景に魅せられます。
花火がさくさくとキャベツを狩るシーン、全然なんてことないんだけどすごく印象的です。
ヒバナが丘に登り、花火の世界を広げます。そこから、花火は足元から見直して、どんどん変わっていく。
ある意味、予想通りの展開ではありますが、この手のストーリー大好きなので、私にはすごくはまりました。
最後の花火の歌でヒバナの踊るシーン、プロモーションビデオのようで、目を離せません。
立ち上がる勇気を、みたいなダイレクトなメッセージは意外となくて、なんだか物語が進むにつれ、日々のもやもやが浄化されていきます。
美しい、心地よい、この表現に尽きる作品です。
少し疲れた時に見ることをお勧めします。

マンチェスター・バイ・ザ・シー

久しぶりに映画館で見たい!と思って映画館へ。

Y!映画評価:3.8

マット・デイモンがプロデューサー、ケイシー・アフレックが主演を務め、数々の映画賞を席巻した人間ドラマ。ボストン郊外で暮らす便利屋が兄が亡くなったのを機に帰郷し、16歳のおいの世話をしつつ自身が抱える過去のトラウマと向き合う姿が描かれる。メガホンを取るのは、『ギャング・オブ・ニューヨーク』などの脚本を担当してきたケネス・ロナーガン。共演には『ブルーバレンタイン』などのミシェル・ウィリアムズ、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などのカイル・チャンドラーらが名を連ねる。

ボストン郊外で便利屋をしている孤独な男リー(ケイシー・アフレック)は、兄ジョーカイル・チャンドラー)の急死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻ってくる。兄の死を悲しむ暇もなく、遺言で16歳になるおいのパトリック(ルーカス・ヘッジズ)の後見人を引き受けた彼は、おいの面倒を見るため故郷の町に留まるうちに、自身が心を閉ざすことになった過去の悲劇と向き合うことになり……。

評判は結構良いみたいですが、正直私にはいまいちでした。
以下、ネタバレ含みます。だいぶ辛口です。



まず、ストーリー展開が、分かりにくい、、、ひじょーに分かりにくい、、、
急に昔に戻るから、あれ、これはどっち???ってことが多々。集中してないとわけわからなくなります。
繋がりがあんまりなくて、唐突な感じがして、わりと置いてけぼりになり、なかなか感情移入まで辿りつきませんでした。
リーがなぜ変わってしまったか、というのを、もう少し丁寧に描いて欲しかった。
元妻との再会シーンは、二人とも迫真の演技で、胸が痛くなりました。だからこそ、惜しい。

パトリックの動揺も、なんだか、中途半端で。
慕ってた父親が死んだのに、女の子で解消して満足してる感じが。
母親に救いを求めながら、マッチしないからリーにまた頼るところは人間らしかった。
ただ、それでリーが変わろうとしているというのは、うーんこれまた唐突。さすがに行間読みきれないよ…。

トーリーとしては、御都合主義感はなくて、現実的だったので、そこはハマったんですけども。
あと、港町の風景が淡々とうつされるのと、鳥の動きは結構好き。小津安二郎を彷彿させられました(特に仕掛けもなかったけど)

元気になる映画10選

ってなんだろうと思って。
本気で落ち込みすぎて、ここのところHulu依存でした。
昔見たやつ含めて元気になった映画を10本一気にご紹介してみます。
※ 総じてY!映画評価は3.5超えです(現時点)
※ このブログで紹介したものも込みです
ちなみに後半は完全に女子向け。ラブコメが一番元気になる…。
※ 画像リンク先は基本的にアマゾンプライムの1ヶ月レンタル。なかったものはdvdのリンクです。huluは現時点での配信状況。

『きっと、うまくいく』

*hulu配信中

インドで製作された、真の友情や幸せな生き方や競争社会への風刺を描いたヒューマン・ストーリー。入学したインドのエリート大学で友人たちと青春を謳歌(おうか)していた主人公が突然姿を消した謎と理由を、10年という年月を交錯させながら解き明かしていく。主演は、ボリウッド映画の大スターであるアーミル・カーン。『ラ・ワン』のカリーナー・カプールがヒロインを務める。抱腹絶倒のユーモアとストレートな感動を味わうことができる。

知る人ぞ知る、インド映画の名作。結構長いのですが、見る価値あり。
型にはまらない天才の話。彼の周りへの影響力はすごい。
友達のために頑張るけど、別に群れているわけじゃなくて。
お金とか、簡単に測れる価値観に依存しないで、ひたすら正しい道を行くランチョーは格好良い以外の何者でもない。
要所要所に入るインドらしい音楽も魅力の一つ。たんたらたんたらたんたーらん。
※ 4/15から21まで早稲田松竹で上映予定

『ミート・ザ・ペアレンツ」

彼女との結婚を認めてもらうため、元CIAの頑固者の父親に気に入られようと奮闘する姿を描いたシチュエーション・コメディ。シカゴで看護士をしているグレッグは恋人のパムと今すぐにでも結婚したくてしょうがない。そんな折、パムの妹が結婚することになり、式に出席するためにパムとともにニューヨークの実家へと向かった。それは結婚を切り出す絶好のチャンスになるはずだった。しかし、彼を待っていたのはあまりにも手強すぎる相手だった……。

何も考えずに見れます。ザ・コメディ映画です。
お義父さんが、やばすぎる。ここまでするかってくらい警戒心の塊。
それに相対する主人公もなかなか頑張ってて、ただ方向性がいちいちおかしい。
とりあえず笑いを求めてる人は、これを見れば確実に表情筋は上がるはず。
気まずいシーンなんて全然なくて、家族いる中で見れる作品です。

最強のふたり

*hulu配信中

車いすで生活している大富豪と介護者として雇われた黒人青年が垣根を越えて友情を結ぶ、実話を基にしたヒューマン・コメディー。年齢や環境、好みも異なる二人が、お互いを認め合い、変化していくプロセスを描いていく。
不慮の事故で全身麻痺(まひ)になってしまった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介護者を探していた。スラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は生活保護の申請に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、フィリップは彼を採用することに。すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐくんでいき……。

一見、不良に見える主人公が、気難しい老人の介護をしていく。
優等生じゃなくていいんだってほっとさせられます。
ドリスがあんまり配慮していないところが、逆にフィリップに嵌ってて。
真正面でぶつかった方が、直球で伝わって良いこともある。
敬語とか配慮とか、客観的な評価に固執してる日本人にこそ、見て欲しい作品。

『シング・ストリート 未来へのうた』

1985年、ダブリン。両親の離婚やいじめで暗い日々を過ごすコナー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)は、音楽好きな兄と一緒にロンドンのミュージックビデオを見ることが唯一の楽しみという14歳。ある日、ラフィナ(ルーシー・ボーイントン)を見掛け瞬く間に恋に落ちた彼は、思わず「僕のバンドのPVに出ない?」と口走ってしまう。慌ててバンドを組んだコナーは彼女を振り向かせようと、クールなPVを撮るため音楽活動に奔走する。

瞬間瞬間を生きてる少年たちの青春を描いた作品。
音楽映画の中で、特に好きな一本です。
劇中に流れる音楽が全部センスが良い。
映画というよりは一つのPVを見るようなイメージです。
だからといってストーリーが薄っぺらいわけでは決してありません。


塔の上のラプンツェル

深い森に囲まれた高い塔の上から18年間一度も外に出たことがないラプンツェルは、母親以外の人間に会ったこともなかった。ある日、お尋ね者の大泥棒フリンが、追手を逃れて塔に侵入してくるが、ラプンツェルの魔法の髪に捕らえられてしまう。しかし、この偶然の出会いはラプンツェルの秘密を解き明かす冒険の始まりのきっかけとなり……。

字幕版見終わったあと日本語版見てさらに英語字幕版見たってくらい、見終わったらまた見たくなる映画。
とにかくラプンツェルの可愛さ、ユージーンのイケメンぷりがやばい。全く飽きがきません。
曲もすごく可愛くて。
テーマソングの『When Will My Life Begin?』は私の通勤ソングとなっております。

プラダを着た悪魔

アンディ(アン・ハサウェイ)はジャーナリストを志しNYにやって来る。オシャレに関心のない彼女は、無謀にも一流ファッション誌ランウェイの面接を受ける。編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のジュニア・アシスタントの仕事を手に入れるのだが、翌朝から24時間公私の区別なく携帯が鳴り続ける悪夢の日々が始まった。

初めて見たのは飛行機の中だったんですが、本当に時間あっという間に過ぎて。
初めはダサい女の子がどんどん綺麗になって行く…女子が大好きな話なのは間違いなし。
途中。
今までの友達との価値観の違いから、一人で葛藤するシーン、つい一緒にえーどうしようーと悩んでしまいます。
元気になれる映画でもあり、働き方も考えさせられる一本です。

キューティ・ブロンド

*hulu配信中

 陽気で天然ブロンド美人のエル・ウッズ。大学ではファッション販促を専攻し、成績も優秀で女性社交クラブの会長を務めるほどの人気者。そんなエルがいま何よりも待ち望んでいるのが政治家志望の恋人ワーナーのプロポーズの言葉。しかしある日、ワーナーが切り出したのは別れ話。議員の妻にブロンドはふさわしくないというのが理由。突然のことに動転するエルだったが、ワーナーがハーバードのロー・スクールに進学すると知ると、自分もそこに進みワーナーに認めてもらおうとファイトを燃やし、みごと超難関の試験を突破するのだったが……。

何も考えないで見れる映画です。完全なるラブコメ
ヒロインがアホなんだけど、意外と芯が通ってて応援したくなります。
自分らしくいることって実は一番難しいのに、清々しいくらいに素直で。
好きを極めても役に立たないと思われがちだけど、ひょんなところで役に立つ。
自分のポリシーを貫き通したいな、と思わせる作品です。

タイピスト

1950年代フランスを舞台に、タイプの早打ち以外には取りえのないヒロインが、タイプ早打ち世界大会優勝を目指して奮闘するラブコメディー。監督は、本作で初めて長編作のメガホンを取る新鋭レジス・ロワンサル。主演は『譜めくりの女』のデボラ・フランソワと、『ロシアン・ドールズ』のロマン・デュリス。ファッションなど1950年代当時のテイスト満載の映像美や、競技さながらの激戦が展開するタイプ早打ちシーンに目を奪われる。

可愛いとしか言いようがないフランス映画です。
まず、風景・空間とかがいかにもフランスという感じで、フランス人に生まれたかったーと思ってしまう。
また、タイプライターの音が心地よく、タイプの音と同じくらいストーリーもテンポよく進んでいき、いつの間にか終わってた!というくらい。
ヒロインも可愛いし、プライド高くて意地っ張りな主人公が可愛すぎる。ラブコメの王道です。

10日間で男を上手にフル方法

*hulu配信中

新米の雑誌ライター、アンディは堅い政治ネタを熱望していたが、編集長が用意したのは軽い“HOW TO”もののコラム。なかなかテーマの決まらないアンディは、友だちが語る失敗談から、男と別れたい女性のための“10日間で男にフラれる方法”という企画を思いつく。一方、独身の広告マン、ベンは上司から“10日以内に恋人をつくれば、宝石店の大きな仕事を任せる”という約束を取り付けることに成功する。そんなアンディとベンは、とあるパーティ会場で偶然出会うと、互いの本心も知らずにデートの約束を交わすのだったが…。

まず、主役の二人が美しすぎて、目の保養でしかない。
男に振られるために、あの手この手を使って、若干嫌がらせのような行為に至るのですが、それがいちいち面白すぎます。
ギャグ色強いかな?と思うのですが、だんだん甘酸っぱくなっていき、胸がキュンと締め付けられ。
時々見せる素顔のアンディが可愛くて本当に魅力的。

心が叫びたがってるんだ。

監督に長井龍雪、脚本に岡田麿里、キャラクターデザインに田中将賀と、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズのメンバーが集結した青春アニメ。ある出来事が原因で家族がバラバラになり、自身も話すことができなくなった少女が、地域交流の一環で上演される舞台での主演を経て、その運命を大きく変えていく。
活発な少女だったものの、ある事を話したことで家族がバラバラになった上に、玉子の妖精にしゃべることを封印された成瀬順。そのトラウマが心に突き刺さり、隠れるようにして生きていく。ある日、通っている高校の地域ふれあい交流会の実行委員会のメンバーになり、さらにそこで上演されるミュージカルの主役を務めることに。困惑する順だったが、メンバーの坂上拓実、田崎大樹、仁藤菜月と行動を共にするうち、自分の中の変化に気付きだす。

あらすじで、暗いかな?って嫌煙されそうなのですが、全然そんな感じじゃありません。
一見、キラキラとスポットライトを浴びているリア充ように見えて、そんなこともない。
一方で、陰気なように見えて、実はスポットライトを浴びる余地は大いにある。
押し殺してきた気持ち、放出してみたら、意外と何か変わるかもしれない。
全てが上手くいくことはない、甘酸っぱい青春映画ですが、自分の心に正直にいても大丈夫なんだと認識される作品です。



こうやって見て見ると、自分らしく生きることが大切!みたいな物語が好きなんだなぁと実感。
そもそも、元気を出したい!と思ったのは仕事が嫌過ぎて現実逃避として映画に…という背景がありまして。
サラリーマン…絶対向いてないよ…とはいえ多分大半の方が私みたいに思い悩んでるんだろうなと。
何を優先させるか、せめてあと半年後までに答えが出せてますように。

処女作

しばらく執筆活動に専念しておりました。
はじめて最後まで書ききって、達成感がすごい。
なんだか、涙出そうでした。
思わず原稿抱きしめた。

これをずっとやられてる方がたくさんいるんだなと思うとすごい。
私は陽の目を見るまでやり続けられるか自信がありません。

スケジュール考えずに走ってしまったので、
仕事やりつつはなかなかしんどい。
これからは2ヶ月前には形にしてそこから推敲推敲推敲かなと。
推敲にものすごい時間がかかるんだなと。予想以上でした。
なので、妥協した形で締め切りとなってしまい…(´;ω;`)
他の文学賞に向けて、1週間くらいたってから手直ししたいと思います。

社会人になって、やりきったー!!!みたいな達成感なくて。
どちらかというと、のりきったー!!!みたいな安心感。
久しぶりにアドレナリン出た気がする。

にしてもボキャブラリーのなさにひいた。
どうやって増やせばいいんだろ…。
三島由紀夫作品を久しぶりに読み返してみたいと思います。あの若さであんなかけるとか本当に天才かよ。